医療機器の購入

開業時のコストをできるだけ抑えるには

最新のものだけにこだわらない方がいい

クリニック開業時の設備投資の中心となるのが、医療機器の購入です。勤務医の場合には、既に導入されている医療機器を当たり前に使うことができますが、自分で医院を開業するとなると、医療機器を一から自分で選定・購入しなければなりません。医療機器は日進月歩ですから、次々と新しい技術をとり入れた製品が発売されています。最新の技術を駆使したハイスペックの製品を導入したいと考えるドクターも多いと思いますが、そうなると莫大なコストがかかってしまうことになります。

医療機器を選定するときには、最新の技術を使った製品かどうかという基準で判断するのではなく、コストも含めた総合的な視点で考える必要があります。医療機器を導入するときには、購入のほかにリースという選択肢もあります。自分で判断するのは困難なこともありますから、医院開業コンサルタントにアドバイスを受けるというのも賢い方法です。

医療機器の導入コストを下げる工夫

開業時の医療機器の導入費用に関しては、一般的な内科クリニックでは、約2000~3000万円程度がかかると言われています。必要な費用をすべて自己資金で用意するというのは困難な場合が多いと思いますから、借入も含めた資金計画を立てる必要があります。

なお、医療機器をすべて新品にするとコストがかかってしまいますから、中古品に置き換えてコストを削減するという方法もあります。また、必要最小限のスペックのものにするだけでもコストを下げることは可能です。検査機器に関しては、検査を外部に委託すれば必要ありません。外部サービスの質や委託コストも含めて比較検討してみると良いでしょう。

このような工夫をすることで、医療機器の購入に必要な費用をかなり抑えることができます。中古品に関しては、良好なものを入手できるかどうかも重要です。開業を考え始めたら、なるべく早い時期から中古市場をチェックしておくと良いでしょう。